
長い練習と、短い本番
皆様いつもありがとうございます。
YTJでは定期的にアウトプットの場がありますが、
エンターテインメント業界を生きる皆様は、アウトプット(本番)の時間に対して練習時間が長すぎると思ったことはありませんか?
たった数分~数時間の本番のために、
とてつもない時間練習していると感じませんか?
ちょっと計算してみました。
クラスによって差はあるのですが、
今回は選抜クラスの夏のミュージカルに向けた練習として考えます。
まず、通常レッスン期間のレッスンを考えると、
週4時間の基礎・リハを13週、合わせて52時間、
そして、直リハ期間のスタジオレッスンが38時間、
合計90時間!!
さらにここに各フォローレッスンやホールリハ、
合宿・強化練習会、ご自宅での練習(やっているかな?)
を追加すると100時間は優に越えそうです。
1~2時間で終わってしまう本番のために、
100時間もの練習をしているってすごくないですか??
私は幼いころは、こんなにたくさんの時間練習を重ねたのに、
本番が一瞬で終わってしまうなんてなんか割に合わないな~なんて思っておりました。
ですが今は、たくさんの楽しいことや嬉しいこと、仲間との協力、
あるいは悔しいことや汗や涙がぎゅっと詰まっているのだと思うと、
長ーい時間をかけて練習したほんの数時間の本番は、儚くも、美しいなと思います!
試しにWordplay出演メンバーに、
「1時間強の本番に対して、100時間くらい練習していることってどう感じる?」
と質問してみると、、、
「そんなに練習してるんだったらあともう一回くらい本番やりたい。」
や
「チケットを買って観に来てくれるお客さんが居るのだからそのくらい練習するのは妥当だと思う。」という意見もありました!
兎にも角にも、こんなにもたくさんの時間をかけて練習する成果を
各本番で存分に発揮してもらい、人生で一度きりの2022年の夏のアウトプットを
たくさんのお客様に観に来ていただきたいです!
そして、たった一度きりの本番を最高のイベントにできるよう、
私も精一杯お手伝いしていきます!
皆さんにとって最高の夏になりますように!
以上、最後までお読みくださりありがとうございました。
横浜YTJホールスタッフ 渥美