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名付けようのない踊り

いつもありがとうございます。

早速余談ですが、最近お休みが取れるときは
3本連続(6時間)でダンスレッスンを受けに行っております。
相変わらず、踊ることが楽しくて楽しくて仕方がない榊です。

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本日は「映画のお話し」です!

「2022年は、インプットとアウトプットの質を高める努力をしたいな」と
漠然とした目標を立てて早4か月、様々な種類の映画を観ることは順調に数を重ねており、映画館、各サブスク、合わせてかれこれ30本程以上観てきました。

今日は3月末、滑り込みで最後の映画館上演に間に合った作品
ダンサー・田中泯さんのドキュメンタリー映像、『名付けようのない踊り』についてお話したいと思います。

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“五感が覚醒する映像体験”
https://happinet-phantom.com/unnameable-dance/

〈踊り〉のはざまに、カメラは田中泯が農業を営む山梨の村へと分け入る。
1985年、40歳の時、田中泯は野良仕事で身体を作り、その身体で踊ると決めた。
そんな彼が、サンタクルスの街角で「幸せだ」と語る姿は、
時代は移り変わっても好きな事を極め、
心のままに生きる素晴らしさを気付かせてくれる。

田中泯はどのような道を辿って、
その境地に行き着いたのか。
村ではどんな日常を送っているのか──
そこに映し出される生き方には、
犬童監督が「生産性や効率のみを重視する現代社会の、
歯止めになろうとする田中泯の姿を、
生き方のヒントとして、観る人に投げかけたい」と語る、
人生のマスターとしての姿がある。

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田中泯さんは、独自の「場踊り」というスタイルを追求しています。

その場の空気に身を溶け込ませて自然と一体となり、
自分と第三者との間に生まれる空間に踊りを生む

「自分と相手の間に生まれるもの、それこそが”踊り”」
目に見える形ではなく、確かに生まれる空間を”踊り”だと言います。

映画の冒頭、真夏の池袋駅前、騒々しい中で踊るシーンが出てくるのですが
地面に顔を着けたり、空を泳いだりしながら、
ダンスが好きなのか、物珍しいと思って立ち止まったのか‥
とにかく大勢の人たちが泯さんを周りを取り囲み
泯さんと一緒に、右往左往しながら進んでいくのです。

一見すると奇妙に見えて、でも確実に”成立”している
生きている空間に、画面越しでも釘付けになりました。

場踊りを終えた彼の表情には、無邪気で純粋な笑顔が広がります。
そして泯さんは繰り返し「幸せだ」と言葉にします。

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お仕事やエンタメの踊りとは
また違った形かもしれませんが
自分にとっても、踊りは自分である為にとても大切な存在です。

映画を通じて、泯さんの生き方から様々な共感を得ることができ
生涯踊りを大切にしていこう、と優しい気持ちになれた時間でした。

以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。

ホッと一息つきながら、皆さまゆっくりと今夜を過ごせますように・・・!

制作運営本部  榊

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