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女性が着飾れるということ

私はダンスやエンターテインメントの次にメイクが大好きです。

自分の顔のパーツや肌の色をもとに彩りを与える時間にすごくワクワクを感じます。
朝のメイク時間、ルーティンとして同じ仕上がりにすることにも、達成感を感じています。
舞台メイクも小さい頃からずっとやってきたため、得意です!

コスメを集めること、youtubeでメイク動画を研究することも大好きでして、

動画を見て、
「あ、このリップの色わたしにも似合いそう」
「この新作シャドウ絶対買いに行こう」
とメイクは日々の暮らしにも彩りや楽しみを与えてくれています。

最近ではたくさんの企業努力によって、プチプラや韓国コスメも非常に
優秀ですが、私はやっぱりデパコス(デパートコスメ)が大好きです。

売り場での美容部員さんとのやり取りで自分に合うコスメを選んでもらえたり、

パッケージの高級感や、粉質やモチの良さはやっぱり、お値段にしっかり反映されていると思っています。

さて、なぜ私が今日メイクのお話をしたかというと、
私の好きなメイクアップアーティストの方が先日SNSで発信していたこと
がきっかけです。

「メイクは今日生きるか死ぬかの女性ができることではない、
平和な世の中に生きて健康でいられるからこそ、自身を着飾ることができる」

ハッとさせられました。
2020年代になって、疫病や戦争と今まで歴史の教科書でしか見てこなかった
大変な出来事がリアルタイムに身近に起こる世の中になってしまいました。

私は第2次世界大戦中の漫画や資料をよく読むのですが、
「この世界の片隅に」という漫画ではリンさんという女性が
「空襲で焼け死んだときに綺麗な死体から片付けてくれる」と言って
口紅を塗る姿がすごく記憶に残っていて、そんな悲しいメイクを
していた女性たちがいたという歴史と、ここ数日テレビで目の当たりにするウクライナの
女性たちが着の身着のまま、避難する姿がリンクして、すごく悲しい気持ちに
なりました。

メイクは生きていくうえで生きるか死ぬかの究極の状況では
必要ないかもしれませんが、
生きていくための喜びや彩りを与えてくれるものだと私は
思っています。

早く、世界中の女性たちが素敵なメイクと洋服を装って
あたたかい春を迎えられる日が来ることを心から祈る日々です。

以上、お読みいただきありがとうございました。

横浜YTJホールスタッフ 菊本

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